【携帯更新。思いつきで書いてるので、途中で切れてます。】

昨日の出来事が思い出される。一人の女子が俺に声をかけてきた。
『あのぅ、藤村先輩。なぎさ先輩とお付き合いしてるって本当ですか？』
改めて聞かれると、なんとなく照れる。
『うん…、本当だけど。』
『私…、なぎさ先輩が好きなんです！私、諦めませんから！！』
自分の彼女がとても人気者だと認識した瞬間だった。
そんな出来事があり、俺は今ラクロス部の練習場に来ている。
一抹の不安の解消のためと、現状把握のため。
美墨なぎさが女子に人気があり、ラブレターまでもらっているという情報はほのかから入手しているが、自分の目で確かめたかったのだ。
彼女ができてから、自分は独占欲が強いということを自覚しつつある。

(いた…。)
目線の先には美墨なぎさ。
なぎさの目はこちらを見てはいない。
チームメイトに何やら指示して、きびきびと動いている。
汗を手の甲でぬぐい、プレーに没頭する彼女は確かに『格好良い』と思う。
惚れ惚れする。
ふと視線をそらすと、例の宣戦布告をしてきた彼女がいた。
他にも数人の女子が、ネットを囲んでなぎさに黄色い声援を送っている。

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