はじめまして。
こちらは県妙子(あがたたえこ)が運営する「ふたりはプリキュア」をメインとする、白泉社系やアニメなどの男女カップリング甘々系二次創作よろずサイトです。
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藤なぎクリスマス。
このブログの「プリキュア」カテゴリー「藤なぎ」しかない。
すっごい藤なぎ好きなんだな、と思い知る今日この頃です。
このブログの「プリキュア」カテゴリー「藤なぎ」しかない。
すっごい藤なぎ好きなんだな、と思い知る今日この頃です。
「メリークリスマス。」
この人とお付き合いを始めて、初めてのクリスマス。
いつものようにグラウンドで軽く体を動かし、河原を散歩して、何故かやたらと多くて等間隔に川辺に腰を下ろすカップル達が気になり、そう口にした。
「クリスマスイヴだからね。」
やたらと爽やかな笑顔で先輩は答えた。
そのままあたしに手を差し延べて言う。
「オレ達も混ざらない?」
あたしは手を伸ばしかけ、固まった。
つくづく慣れない。
この人のあたしに向ける態度はやたらと甘い。
おまけにすっごく爽やかでカッコイイ。
ほのかと並ぶと一枚の絵のようで隙がないと思えるほど。
そんな人があたしに特別な感情を向ける。
慣れるわけがない。
そんなあたしにも慣れつつある先輩は、あたしの手を掬いとり、川辺まで引き寄せた。
周りはカップルだらけ。
しかもやたらとベタベタしてる。
公衆の面前にもかかわらず、熱い抱擁や、果てはキスしたりしてる人達もいた。
恥ずかしい(//△//)
こんな場所にいてる自分にも恥ずかしい。
下を向いてもじもじしていると、暖かい呼吸と共に美声が耳に吹き込んできた。
「オレたちも…する?」
近い!!!てかナニするって!!?
反射的に顔をぶるんぶるんと振る。
無理無理絶対無理。ありえない。
恥ずかしさに目が回りそうだ。
ぐるぐるする視界の中で、先輩は吹き出すのを堪えるように口元を押さえていた。
「先輩…からかった?」
最近時々こういうことがある。
あたしが恥ずかしくて真っ赤になるようなことを口にだし、反応を見ては堪えきれないように笑う。
おまけに怒ったあたしにトドメの一言。
「だって、美墨さん反応かわいいから。」
今回も毎度お馴染みの台詞を口にし、あたしの抗議を閉じ込めた。
恥ずかしさにぐっと詰まったあたしを眺めてひとしきり笑ったあと、先輩はいつもと違う行動に出た。
腰に暖かい腕が廻され。
細身だが鍛えられた胸板にあたしは閉じ込められた。
なに、なに、この体勢は!!!
頭から湯気が吹いてるんじゃないかと思う。
体中ほてって何も考えられない。
「でも、今日は止まらない。ねぇ、美墨さん、今日は何の日だっけ…?」
なにって…。
「クリスマス・イブです。」
さっき先輩が口にした言葉をそのまま返す。
その言葉に満足そうに頷いた。
「じゃあ、プレゼント、くれるよね?」
先輩のさらさらの髪が、顔に触れた。
頤を持ち上げられ、先輩の黒い瞳が近づく。
耐え切れずに瞼を閉じると、柔らかくて熱い、唇が触れた。
唇の端に舌が触れる。
思わず口を開けると、そのまま滑り込んできた。
絡み付いた舌に酔いそうだ。
ふわふわとして、体が落ち着かない。
キスに味があるなんて思わなかった。
甘くて…溶けそうなほど。
チョコだってこんなに甘くない。
どのくらいたったのか、熱が離れた。
先輩は蕩けそうな顔であたしを見つめて言った。
「ご馳走様でした。」
その嬉しそうな顔を見ていると、公衆の面前で、とか文句を言いたかったあたしも何も言えなくなる。
仕方ない、あたしの負けだ。
「もう…。」
たまらず膨れると、あたしの言いたいことを察した先輩はこう言い放った。
「だって、なぎさがかわいすぎるから。」
もう一言も言えない。
脳みそは沸騰中。
体は羞恥心で真っ赤。
プリキュアやって戦ってた時の方がよっぽど余裕あった。
その様子に満足気に笑みを浮かべ、先輩が言った。
「メリークリスマス。」
fin
私の書く藤村さんは、絶対腹黒です。でも天然も入ってる。
クリスマスでなぎさを狙いまくってた藤村さんが書きたくて書きました。
この人とお付き合いを始めて、初めてのクリスマス。
いつものようにグラウンドで軽く体を動かし、河原を散歩して、何故かやたらと多くて等間隔に川辺に腰を下ろすカップル達が気になり、そう口にした。
「クリスマスイヴだからね。」
やたらと爽やかな笑顔で先輩は答えた。
そのままあたしに手を差し延べて言う。
「オレ達も混ざらない?」
あたしは手を伸ばしかけ、固まった。
つくづく慣れない。
この人のあたしに向ける態度はやたらと甘い。
おまけにすっごく爽やかでカッコイイ。
ほのかと並ぶと一枚の絵のようで隙がないと思えるほど。
そんな人があたしに特別な感情を向ける。
慣れるわけがない。
そんなあたしにも慣れつつある先輩は、あたしの手を掬いとり、川辺まで引き寄せた。
周りはカップルだらけ。
しかもやたらとベタベタしてる。
公衆の面前にもかかわらず、熱い抱擁や、果てはキスしたりしてる人達もいた。
恥ずかしい(//△//)
こんな場所にいてる自分にも恥ずかしい。
下を向いてもじもじしていると、暖かい呼吸と共に美声が耳に吹き込んできた。
「オレたちも…する?」
近い!!!てかナニするって!!?
反射的に顔をぶるんぶるんと振る。
無理無理絶対無理。ありえない。
恥ずかしさに目が回りそうだ。
ぐるぐるする視界の中で、先輩は吹き出すのを堪えるように口元を押さえていた。
「先輩…からかった?」
最近時々こういうことがある。
あたしが恥ずかしくて真っ赤になるようなことを口にだし、反応を見ては堪えきれないように笑う。
おまけに怒ったあたしにトドメの一言。
「だって、美墨さん反応かわいいから。」
今回も毎度お馴染みの台詞を口にし、あたしの抗議を閉じ込めた。
恥ずかしさにぐっと詰まったあたしを眺めてひとしきり笑ったあと、先輩はいつもと違う行動に出た。
腰に暖かい腕が廻され。
細身だが鍛えられた胸板にあたしは閉じ込められた。
なに、なに、この体勢は!!!
頭から湯気が吹いてるんじゃないかと思う。
体中ほてって何も考えられない。
「でも、今日は止まらない。ねぇ、美墨さん、今日は何の日だっけ…?」
なにって…。
「クリスマス・イブです。」
さっき先輩が口にした言葉をそのまま返す。
その言葉に満足そうに頷いた。
「じゃあ、プレゼント、くれるよね?」
先輩のさらさらの髪が、顔に触れた。
頤を持ち上げられ、先輩の黒い瞳が近づく。
耐え切れずに瞼を閉じると、柔らかくて熱い、唇が触れた。
唇の端に舌が触れる。
思わず口を開けると、そのまま滑り込んできた。
絡み付いた舌に酔いそうだ。
ふわふわとして、体が落ち着かない。
キスに味があるなんて思わなかった。
甘くて…溶けそうなほど。
チョコだってこんなに甘くない。
どのくらいたったのか、熱が離れた。
先輩は蕩けそうな顔であたしを見つめて言った。
「ご馳走様でした。」
その嬉しそうな顔を見ていると、公衆の面前で、とか文句を言いたかったあたしも何も言えなくなる。
仕方ない、あたしの負けだ。
「もう…。」
たまらず膨れると、あたしの言いたいことを察した先輩はこう言い放った。
「だって、なぎさがかわいすぎるから。」
もう一言も言えない。
脳みそは沸騰中。
体は羞恥心で真っ赤。
プリキュアやって戦ってた時の方がよっぽど余裕あった。
その様子に満足気に笑みを浮かべ、先輩が言った。
「メリークリスマス。」
fin
私の書く藤村さんは、絶対腹黒です。でも天然も入ってる。
クリスマスでなぎさを狙いまくってた藤村さんが書きたくて書きました。
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プロフィール
HN:
県妙子
性別:
女性
趣味:
おもちゃ集め
自己紹介:
「ふたりはプリキュアSplash☆Star」から視聴を始める。
折角なので、無印DVDをレンタルしてみるが、それがクリーンヒット。
全てのプリキュアシリーズを視聴するに至る。
ちなみに好きなキャラは藤P。
カップリングは藤なぎ。ちょっとキリほのに萌えるものもある。
折角なので、無印DVDをレンタルしてみるが、それがクリーンヒット。
全てのプリキュアシリーズを視聴するに至る。
ちなみに好きなキャラは藤P。
カップリングは藤なぎ。ちょっとキリほのに萌えるものもある。
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